膝を痛めて以来、曲がらなくなってしまったという患者様。
痛みはもちろん、正座ができないのが一番つらいということで
最初はご来院されました。
（写真は患者様にお許しをいただき撮らせていただきました）

お客様や仏様の前で足を投げ出すのも気が引けるしと
悩んでおられましたが、治療に通って、この度、

かかととお尻が付くようになった！初めてだ～！

と非常にお喜びいただけました(^^)
今まで、膝が曲がらずに全然付かない状態であきらめていたので
かかとがお尻に触れた感触が、ご本人的にかなりの感動だったようです。
まだ正座には痛みがあるのでもっと動くようにしたいというご要望です。

膝が曲がらなくなってしまったことを、
あきらめてしまっている方がいっぱいいらっしゃいます。
関節は動かさないでいると、自然に動かせる範囲が狭くなっていくのです。
関節の周りの組織が固まって伸びなくなってくるためです。
逆に動かすとだんだん動く範囲が拡がっていきます。
これは膝に限らず体中の関節がそうです。

動かすといっても、無理に動かすと関節を痛めてしまいます。
どこを、どれくらい、どの様に動かすのか、
当院では必要に応じて運動指導も行いながら治療を進めていきます。
どこまで動くようになるかは関節状態によっても個人差がありますが、
確実なのは、固さが取れて体を動かしやすくなります。

どうぞ、お困りの方がいらっしゃいましたらご相談ください。