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金沢へ研修に行ってきました。

2019年10月26日

私が卒業した専門学校の研修会がありましたので、
10月22日の祝日は金沢へ行ってきました。

福田先生は大学時代にお世話になっていた先生です。
今は専門学校の方で教壇に立たれているのですね。
久々に昔話もできてよかったです(^^)

研修の内容は「在宅医療・災害医療における鍼灸氏の役割」、
そして「美容柔整」です。

ここのところ、ニュースでも災害が多く、避難所の様子を見ることがあります。
また通院できない方々の在宅医療も高齢化に伴って増加しています。
避難所と在宅医療に共通するのが、「医療チーム」があることです。
鍼灸師が医療チームの中で役割をどう果たすのか、実例を元に学んできました。

肩や腰の痛みの緩和、打撲や捻挫の処置などなど、
鍼灸師、柔道整復師としてお役に立てる部分は多々あります。
医薬品を使わない治療というのもメリットのようです。
薬品による副作用やすでに飲んでいる薬との
飲み合わせを気にする必要がないですからね。
また、緊急時に電源がない場所でも治療ができます

そして盲点だったのが被災者・患者だけではなく
その人たちを支える側の人達を治療することです。
避難所では日々の運営、復旧作業など多く専門職の皆さんが働いています。
在宅医療では通常ご家族が日々の面倒を見ています。
この支える側が疲弊したり痛みがあって十分に働けなければ
当然その恩恵を受けている側も困る事になります。
その人達の体をケアする必要性も学ぶことができました。

「美容柔整」、美容鍼灸はよく言われる言葉ですが、
柔整(接骨院、整骨院の治療のことです)としては珍しい言葉です。
当院の普段の治療でも痛みや動作の障害を改善するために、
関節の動きを良くしたり、姿勢や動作の指導を行っています。
これを治療という側面だけではなく美容に応用するわけです。
正しい姿勢、正しい動作はそれ自体が美しく見えます。
背中を丸めてダラダラ歩いている人と、
背筋を伸ばしてスタスタと歩く人と、
どっちが見た目がいいかは明白ですね(^^)
姿勢によってたるみがなくなったり、
代謝がよくなることで内面から改善したりと、
手を加える事ができる部分は多いです。
それ以外にもフェイスラインの上げ方なんかも教えていただきました。
え、こんな事で?と言う感じです。
人間の体って繋がっているんだなと改めて実感させられます。

言われてみれば普段行っている治療技術を使うだけですし、
姿勢が良くなることは、痛みの改善にもつながりますので
当院でも意識してみようかと思います。
キレイになって嬉しくない人はいないですよね(^^)